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HISTORY & ORIGINブドウと産地

産地のこと

「マスカットの郷」
倉敷市船穂町。

 年間平均気温平均気温と年間降水量

岡山県の南西部に位置しており、温暖な気候と高梁川の豊かな水流に恵まれています。年間を通して寒暖差が小さく、降水量が岡山県内でも極めて少ない地域です。丘陵地にはかんがい施設が完備され、排水の良い土壌がブドウの栽培にとても適しています。ここで育まれる高品質なブドウは全国の市場でも高く評価されています。

  • ビニールハウスが並ぶ
  • 船穂町高台の風景

マスカットへの想い

想いを「ワイン」に繋げる努力。

マスカットを高品質に仕上げるには、
ちょっとした気温の変化や生育具合などに細心の注意を払い、
まるでわが子を育てるかのように丁寧に手入れを行い、
少しでも良質な果実の収穫ができるよう努力や研究が重ねられています。
「その味や香りを伝えていきたい」、
そんな想いが私たちのワインには込められています。

  • ぶどうの手入れ
  • ビニールハウス中

マスカットの特徴

Muscat of Alexandria
味 やさしく広がる甘みと酸味
がつんと甘すぎず、品のある甘みと酸味のバランスが絶妙なやさしい味わいです。
皮と果肉の間にある甘みを逃がさないよう、手で半分に割って種を除いた果実を口に含み、あとから皮を出すとおいしく召し上がれます。
香り 上品な麝香の香り
Musk(ムスク)=麝香(じゃこう)のような芳醇な香りがするということから、『マスカット』という名前がつけられました。
口に入れた瞬間に鼻へぬける上品な香りはマスカット・オブ・アレキサンドリアの最大の特徴です。
色 透きとおるエメラルドグリーン
美しく気品ある色をしたマスカットは高級ブドウとして扱われており、『果物の女王』と呼ばれています。
光へかざすとエメラルドグリーンが透きとおり、まさに宝石のように輝いて見えます。

マスカットができるまで

甘くて美味しいマスカットが収穫できるまでにはたくさんの時間と手間が掛かっています。
ここではワイナリーで使用するマスカットがどのようにして育っているのかをご紹介します。

  • 剪定1月〜2月

    剪定

    次年度に芽を出すための準備をします。古い枝を取り除くことにより、新しい芽の発生を促します。

  • 芽かき4月

    芽かき

    芽座から複数の芽が出るので、望ましい方向や適度な強さの芽を残し、不要な芽は取り除く作業を行います。

  • 誘引4月下旬

    誘引

    枝葉が込み合わない間隔でワイヤーに芽(新梢)を取り付け、生育を制御します。

  • マスカットの花5月〜6月

    マスカットの花写真

    マスカットの花

    マスカットの花拡大写真

    花の拡大写真
    5月に入るとマスカットの花が咲き始めます。

  • 間引き5月〜6月

    間引き

    開花して10日後位には実がとまり、果形がわかり始めます。この頃から発育の悪いもの等を一粒一粒はさみで間引き、一房60粒程度に仕上げていきます。

  • 収穫9月〜10月

    収穫

    発芽から180日、一粒一粒まで、丹精を込めて作り上げたマスカットの糖度を測定し、基準(18度以上)に達したものを収穫します。このマスカットがワインの原料となり、皆様のもとへ届けられます。

新たなる挑戦

この地域ならではの、
特徴ある赤ワインを造りたい。

品種開発の様子

ワイナリーでは倉敷市・岡山理科大学・香川大学農学部の望岡教授と共同でこの地域の特産品であるマスカット・オブ・アレキサンドリアと、全国でも岡山県にのみ生育し、岡山県三大河川の一つ高梁川の流域だけに自生するとても珍しい貴重な絶滅危惧種の「シラガブドウ」を交配した赤ワイン用の新しい品種の開発に取り組んでいます。
日本一の生産地の誇りを胸に、両ブドウのポテンシャルを最大限に活かした個性を素直に表現したワインの実現に力を尽くしています。

品種開発の様子

シラガブドウとは

高梁川流域ゆかりの野生種

シラガブドウ

大正3年に植物学者・牧野富太郎博士が植物学会に出席するため、新見市に向かう途中、総社で新しい種類のブドウを発見。その時、植物学の達人で案内役をされ、この学会に尽力されていた白神寿吉さんの姓をそのブドウに命名されました。
シラガブドウは全国でも高梁川流域だけで自生が確認されている珍しいブドウで、環境省のレッドリストに絶滅危惧種として指定されています。
倉敷市内にも柳井原貯水池の右岸に自生しています。